A01の山口さんが原子力学会の核データ部会学術賞を受賞されました。
A01代表者の山口雄司さん(日本原子力研究開発機構)が、2026年度日本原子力学会核データ部会 学術賞を受賞しました。
受賞研究題目は「負ミューオン捕獲により生成される核種の予測および実験による検証、核データ整備」です。
本研究では、負ミュオンが原子核に捕獲された際に生成される放射性核種について、モンテカルロシミュレーションを用いて自然界に安定に存在する全元素を対象とした核種生成データを整備しました。さらに、実際に負ミュオンを照射して生成される放射性核種を測定し、シミュレーションとの比較からその再現性や適用範囲を実験的に検証しました。
これらの成果は、負ミュオン核捕獲反応の基礎的な理解に加え、核種生成に関する核データの整備とその実利用につながるものです。整備されたデータは、J-PARC MLFにおける照射試料の放射化予測にも利用されています。
本領域のA01では、これらの成果を基盤として、負ミュオン原子核反応に関する核データのさらなる整備とデータベース構築を進めています。
【受賞対象となった研究成果】
- Y. Yamaguchi, M. Harada, K. Haga,
“Dataset of nuclide production from nuclear capture reaction of negative muon based on Monte Carlo simulation,
”JAEA-Data/Code 2024-008 (2024).
DOI: 10.11484/jaea-data-code-2024-008 - ・Y. Yamaguchi et al.,
“Measurement of radionuclide production probabilities in negative muon nuclear capture and validation of Monte Carlo simulation model,”
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B 567, 165801 (2025).
DOI: 10.1016/j.nimb.2025.165801
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